２００人、全力で引き合う　那覇でこども大綱挽

　【那覇】第７回那覇こども大綱挽まつり（同実行委員会主催）が１１月２３日、那覇市のサンシャイン通りで開催された。小中学生を中心に約２００人の子どもたちが東と西に分かれて、４４メートルの綱を力いっぱい引き合った。
　１回戦は西が勝利し、２回戦は均衡した引き合いを東が制した。東西がそれぞれ１勝し、引き分けとなったため３回戦を実施した。子どもたちは「絶対勝とう」「負けない」と声をかけ合い、気合を入れて綱を引いた。結果は２勝１敗で西が勝利した。
　綱引き開始前には、支度の程順則や蔡温らが登場し、東西の子どもたちに勝利に向けたエールを送った。西で綱を引いた開南小６年の児玉優輝さんは「相手も強かったけど勝ててよかった。手が痛い」と興奮した様子で話した。
　会場は多くの家族連れなどでにぎわい、大人による綱引きもあった。堂々としたこども旗頭の演舞も披露された。
　（上江洲仁美）