【読谷】本部町備瀬の住民や出身者ら郷友会のメンバー約30人が11月24日、読谷村古堅にある渡口彦信さん(97)宅でパターゴルフ大会を開き、交流を深めた=写真。大会を主催した渡口さんも備瀬の出身で、13歳まで過ごした。
大会は5年ぶりの開催。備瀬の在住者や中南部に住む郷友会の役員らが参加した。高良武さん(沖縄市元助役)、仲村信正さん(元連合沖縄会長)らが役員を務め、各地から備瀬関係者が集まった。
庭でのプレーに参加者の距離も近く会話が弾み、参加した男性は「ゆんたくして遊んで、日本オープンよりもいいな」と笑った。又吉悦子さんが男子セミプロ勢を抑えて見事優勝した。
渡口さんは「備瀬に住んでいた頃、身長が足りずに兵役を免れた。その後に友人12人は戦争で命を失い、自分は生き残り、今も罪悪感がある。わいわい楽しむだけでなく、これからの備瀬の発展や備瀬出身者のつながりを大事にしたい」と話した。 (島袋良太)
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パターゴルフで交流/本部備瀬出身者30人が集う
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琉球新報朝刊
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