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防災 障がい者視点で/浦添でワークショップ


防災 障がい者視点で/浦添でワークショップ ヘルパーの介助を受けながら防災食炊き出しを体験する視覚障がい当事者の棚原節子さん(中央)=11月18日、浦添市社会福祉センター
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 【浦添】浦添市ボランティア連絡協議会(鈴木伸章会長)は11月18日、障がい者等避難訓練と防災減災ワークショップを浦添市福祉文化プラザで開いた=写真。
 ワークショップにはボラ連加盟の4団体と、視覚障がい者11人が参加した。障がい者の視点で避難訓練を実施し、社会福祉センターまで安全を確認しながら移動、防災食の炊き出しを行った。参加した視覚障がい当事者の棚原節子さん(70)は「野草と缶詰の防災食は初めて食べたが、びっくりするほどおいしい。今日はヘルパーさんの付き添いがあるが、避難所などでも支援体制があると助かる」と述べた。
 (喜納高宏通信員)