【大宜味】大宜味村老人会と大宜味中学校1年生21人が11日、同中学校運動場で世代間交流グラウンドゴルフ大会を開催した。村のキーワードの一つ「長寿の里」の老人会との触れ合いで地域の在り方を学び、人格形成に役立てることが目的で、中学校の総合的な学習の時間を活用して行った。
「ぶながや」「ウンガミ」など大宜味村にちなんだチーム名をつけ、老人会3人と中学職員を含む中学生3人の6人一組で10チームを作り、和気あいあいとプレーした。中学生はほとんどが初めてのグラウンドゴルフで、老人会のメンバーがスティックの持ち方を指導した。ボールが思わぬ方向に飛んだり、ホールインワンが続出したりするなど、運動場に笑いと歓声があふれた。
ホールインワンを出した1年生の稲垣咲良さんは「初めてのグラウンドゴルフ体験のホールインワンで、とてもうれしい。みんなに自慢したい」と喜んだ。
中学生に負けじと元気にプレーした新垣盛仁さん(93)は「毎朝6時からのウオーキングと筋トレも欠かさず続けている。今日は中学生の子どもたちと一緒で楽しかった」とはつらつとした声で話した。
終了後は老人会との懇談もあり、仕事の体験話などで盛り上がった。 (安里郁江通信員)
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老人会とGゴルフ交流 大宜味中1年生 混合10チーム和気あいあい
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琉球新報朝刊
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