【名護】北部地域の福祉施設や作業所の製品即売会「ハッピーハートバザール」(同実行委員会主催)が11月26日、名護市の名護市民会館で開かれた。過去最多の25事業者が参加して雑貨や食品を販売した=写真。
即売会は、日ごろの生産活動を多くの人に紹介し、販路拡大を図ることなどが目的。仲村渠陽さん(22)は「私たちは今日この日のために準備してきた。皆さんと一緒に今日を楽しく過ごしたい」と開会宣言した。
木製コースターを購入した伊良波孝子さん(72)=名護市=は「障がい者に関わっている身として、こういった場があるのはうれしい。持っている才能が商品によく表れている」と笑った。玉代勢将吾実行委員長は「就労支援事業所が地域で製品を販売することや、事業者間の交流は普段なかなかない」と意義を強調した。 (武井悠)
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福祉施設の製品即売会 名護、25事業所参加、交流も
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琉球新報朝刊