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八重山地区の17人表彰 JTA・RAC図画コンクール


八重山地区の17人表彰 JTA・RAC図画コンクール 最優秀賞に輝いた狩場翠さんの作品「明日を見つめる」 (JTA提供)
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 【八重山】第41回JTA・RACあおぞら図画コンクールの八重山地区表彰式が5日、石垣市の大濱信泉記念館であった。図画制作を通して自身が暮らす島に誇りを持ってもらうことなどが目的。最優秀賞に石垣小学校6年の狩場(かりば)翠(すい)さんが輝いた。日本トランスオーシャン航空(JTA)の黒島勝八重山支社長が入賞者に表彰状を手渡した。
 八重山地区は17校から88点の応募があり、狩場さんのほか優秀賞4人、佳作12人が選ばれた。表彰式で黒島支社長は「皆さんが大好きな島の様子を生き生きと感受性豊かに描いている。入賞おめでとう」と祝福した。優秀賞を獲得した登野城小5年の藤井星(せい)南(な)さん(11)は、アカショウビンがニジイロトカゲを捕食する様子を色鮮やかに描いた。受賞を「うれしい」と喜びつつ、最優秀賞を狙っていたとして「来年も応募したい」と意欲を示した。
 入賞作品はJTA機内ビデオや機内誌で紹介されるほか、県内各空港でも展示される。 (照屋大哲)