有料

エイサーやコスプレ、花火も 「名護冬フェス」初開催


エイサーやコスプレ、花火も 「名護冬フェス」初開催 名護湾から打ち上げられる花火を楽しむ観客ら=2日、名護市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護市の魅力を最大限に体験してもらおうと「名護冬フェス~花火・エイサー・コスプレ盛り沢山~」(楽天チケット主催)が2、3日、名護市21世紀の森公園で開催された。2日には花火が音楽に合わせて打ち上げられ、冬の夜空を彩った。
 イベントは初開催。大きな潜在能力を秘める地域資源を生かしたにぎわいの創出を目指して開かれた。楽天チケットによると、那覇と本島北部をつなぐ立地で、美しいビーチで穏やかな海を眺めながら、沖縄の自然や市街地の魅力を体感できる場所として名護市が開催地に選ばれた。会場ではコスプレエリアも設定され、アニメキャラなどの衣装を着た人たちがイベントを楽しんだ。
 花火の打ち上げに合わせ、名護湾沿いには親子連れなど大勢の観客が訪れた。大輪の花火が打ち上がると観客からは歓声が上がった。家族3人で市内から訪れた花木哲博さん(42)は「沖縄でこんなに長い時間、花火が見られるとは思わなかった」と驚き、次回開催にも期待した。
 楽天チケットの担当者によると、コスプレなどを初めて見たという感想がイベント後に多く届いたといい、「一つ一つの意見が今回のイベントの趣旨と合致し、目的を達成できたのではないか、皆さまに楽しんでいただけたのではないかと感じる」と説明した。今後の開催については「今回の反響などを鑑みながら検討する」とした。 (武井悠)