【南大東】南大東村で製糖を行う大東糖業(仲田建匠社長)は15日、2023・24年期の製糖を開始した。今期収穫面積は夏植え20ヘクタール・春植え180ヘクタール・株出1100ヘクタールの合計1300ヘクタールで、生産量は7万5千トンを予想している。現在、20台のハーベスターと50台のトラックが稼働して島は活気づいている。
過去7年中5年の実績平均は9万2020トン。今期はさとうきびの生育期の大事な時期に台風や雨が降らない状態が続き発芽不良などがみられたが、生産農家の努力によりここまでの生産量が見込まれている。
南大東島ではさとうきびの収穫は完全に機械化されており、手刈り原料は全くない。毎日約1200トン(正味約1080トン)の機械刈原料が工場に搬入され、約110トンの粗糖が作られる。
第1回の出荷は年明け1月8日、フジ日本精糖に1千トンを予定している。(池田羊子通信員)
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島に活気、南大東で製糖開始/今期は7万5千トンの生産予想
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琉球新報朝刊
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