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運用条例廃止案を可決/豊見城議会、与根サッカー場


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 【豊見城】豊見城市議会(外間剛議長)は21日の12月定例会最終本会議で、同市与根の区画整理事業に関連して市立与根体育施設(与根サッカー場)の運用条例を廃止する議案を全会一致(欠席1)で可決した。
 同議案は前市政時の2020年3月から21年3月の間に6度否決された。サッカー場は区画整理の進展で22年3月から利用停止となっている。
 当時、野党会派として反対した2会派でつくる城の風と公明党が、賛成に回った。賛成討論に立った川満玄治氏(城の風)と新垣繁人氏(同)は、徳元次人市長が与根サッカー場の代わりとなる施設について構想を示していることなどを賛成理由に挙げた。前市政下で与党会派だった瀬長恒雄氏(共産党)も賛成討論を行い、代替施設となっている市陸上競技場、与根多目的広場について「ナイター施設の整備を与野党で推進したい」と述べた。 (岩崎みどり)