【那覇】首里クェーナ保存会(玉城弥生会長)は冬至に当たる12月22日の早朝、わかてだ(若い太陽)を迎える儀式を、那覇市の首里城公園内上の毛で執り行った。夜明け前の薄暗い時間帯から、同会は古謡「アガリユウ」「大城グェーナ」を奉納した。朝日は見えなかったが、虹が出て幻想的な雰囲気に包まれた。
玉城会長は「お迎えした若太陽に感謝と祈願の意を込めた。世界平和と首里城の姿が末永く保存継承され、沖縄、世界の皆さんの健康と繁栄を願って続けていきたい」と話した。
(石井恵理菜)
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首里クェーナ会、首里城公園 若太陽に古謡を奉納
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琉球新報朝刊
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