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地域支え合い事例紹介 本部で報告会


地域支え合い事例紹介 本部で報告会 もとぶつながる地域支えあい報告会の様子=9日、もとぶ文化交流センター大ホール
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 【本部】本部町は12月9日、生活支援体制整備事業として、もとぶ文化交流センターで「もとぶつながる地域支えあい報告会」を開催した=写真。
 全国コミュニティライフサポートセンターの池田昌理事長(宮城県仙台市)による「つながり気にかけ支え合う」と題した講演があった。池田理事長は、全国各地の先進事例を軽妙な語り口で紹介。普段の暮らしの中に「つながり」を生む地域の宝物が隠れているというメッセージに、参加者からは「希望が持てた」「頑張っていきたい」など、前向きな声が上がった。
 町地域包括支援センターの比嘉優希さんによる同町の支え合い(見守り)活動の事例報告もあった。本部町は現在、人口に占める65歳以上が4351人で高齢化率は33.5%と、沖縄県や全国平均より高い。大浜区のラジオ体操での健康づくりとご近所の支え合い、具志堅区の照屋明さんを取り巻く見守り、並里区のほがらかランチ会、豊川区のキッチンとうばる、伊豆味区の古民家食堂きしの5区の事例紹介があった。(上間宏通通信員)