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豊漁と航海安全祈る/渡嘉敷で「はちうくし」


豊漁と航海安全祈る/渡嘉敷で「はちうくし」 小嶺正和船長(前列左から2人目)、新里武広村長(同3人目)とフェリー船員ら=2日、渡嘉敷区の海神宮
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 【渡嘉敷】渡嘉敷村の正月の伝統行事で、旅客船や漁師などの船舶所有者が豊漁と航海の安全を祈願する「初起し」(はちうくし)が2日、行われた。漁師らが重箱にごちそうを詰めて各所有船を拝んだ後、航海安全のお神酒を供えた。その後、渡嘉敷、阿波連両区の海の神を祭る「海神宮(かいしんぐう)」を拝んだ。
 那覇―渡嘉敷間を運航する村営定期船舶「フェリーとかしき」「高速船マリンライナーとかしき」の安全航海を祈願するため、フェリー船長の小嶺正和さん(59)ら船員と新里武広村長が海神宮に重箱、お神酒を供えてこの1年間の航海安全を祈願した。
  (米田英明通信員)