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本部、ゲートキーパー研修会 自殺防止へ関係性を


本部、ゲートキーパー研修会 自殺防止へ関係性を 本部町が開いたゲートキーパー研修会で、支援先をつなぐ方法などについて学ぶ町内の民生委員・児童委員ら=12月14日、本部町役場
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 【本部】本部町福祉課は12月14日、町内の民生委員・児童委員19人を対象に、自殺のリスクにつながるような悩みに気付き、必要な支援につなげる「ゲートキーパー」の研修会を開いた=写真。新垣病院(沖縄市)の精神保健福祉士・宮城聡さんが講師を務め、話の聞き方や支援のつなぎ先を把握すること、ゲートキーパー自身の健康管理の大切さなどを伝えた。
 新垣さんは「日頃から話しやすい関係づくりをすることで、困ったことを相手が相談してくれる。研修会での知識を取り入れ、地域の方との関係性を築いてほしい」と語った。
 参加者からは「聞き上手にならないといけないと思った」「子どもたち相手にも必要なこと。地域に話を聞いてくれる大人がいることを知ってほしい」との声があった。 (比嘉藍子通信員)