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久辺小生がラジオ挑戦 名護、番組制作、模擬放送も


久辺小生がラジオ挑戦 名護、番組制作、模擬放送も ラジオの仕事体験で、公開放送をする6年生=名護市立久辺小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】ラジオの仕事を体験する授業がこのほど、名護市立久辺小学校で開かれた。6年生がプロの指導を受けた後に、体育館に臨時のスタジオを開き、児童や教諭を前に模擬の公開放送をした。さまざまな職種を知り、初めてのラジオに緊張しつつも堂々と番組を作り上げ、拍手を受けた=写真。
 6年生は午前にミキサー、AD、タイムキーパー、ディレクターなどに分かれ、番組の名前を決めたり、ボイストレーニングをしたりした。FMやんばるで番組を持つ東克明さん(39)と、久辺小出身のぼっちさん、さくさんが指導した。
 午後の本番では「ぜひ、みんなも読んでみてね」と好きな本を紹介し、児童から集めた質問やメッセージを紹介するコーナーを放送した。
 東さんは「体験を通して、ラジオを仕事の選択肢にしてほしい」と笑顔で話した。
 パーソナリティーを務めた仲里星愛さん(12)は「意外と楽しかった。ラジオをしている人はこんな気持ちなんだと分かった」と笑った。 (増田健太)