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生徒の力作 ずらり 宮古特支校高等部作品展


生徒の力作 ずらり 宮古特支校高等部作品展 県立宮古特別支援学校高等部の生徒らが手がけた絵画などの力作に見入る来場者ら=8日、宮古島市未来創造センター
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 【宮古島】県立宮古特別支援学校高等部の生徒の作品展「パニパニ・ズミズミ展」(同校高等部生徒会主催)が12月8~10日、宮古島市未来創造センター(市中央公民館)で開かれた=写真。生徒が手がけた絵画や鍋敷き、皿、ミニ椅子、漆喰(しっくい)シーサーなど約50点が並び、会場に足を運んだ市民らを魅了した。
 作品展は、新型コロナウイルスの影響で催しが相次いで中止となった同校生徒の作品を見てもらうことを通じて、地域住民と交流を図ることが目的。
 高等部の生徒27人が制作した作品のほか、中高等部の生徒がそれぞれ描いた絵画を組み合わせ、縦2メートル、横2.5メートルの画用紙に巨大なクジャクを表現した作品も展示された。
 下地靖子校長は「協賛のろうきんや、地域の人たちのおかげで展示会を実現することができた」と感謝した。高等部の森陽平教諭は「生徒の活動は学校の中だけで完結することも多いが、学校外の人に生徒たちの表現を見てもらえた。展示会を通じて交流を深めることができてうれしい」とほほ笑んだ。 (友寄開)