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版画やペイント融合 那覇、美和凮狼さん絵画展


版画やペイント融合 那覇、美和凮狼さん絵画展 見える世界と見えない世界の両方を描いた作品「11:11」を紹介する美和凮狼さん=12月21日、那覇市の沖縄かりゆしリゾートEXES那覇
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 【那覇】県内外で活動するアーティストの美和凮狼(ふろう)さん=写真=は12月21日、那覇市の沖縄かりゆしリゾートEXES那覇で絵画展「“0開”REI KAI展」を開いた。版画やペイント、彫刻などを混ぜたミクストメディアの作品7点を展示した。
 2021~22年にかけて制作した絵画「11:11」は、1日に15時間作業し、完成までに約3カ月かかったという。美和さんは「欲を持たず、無の状態からスタートするのが大事だ」と話した。11:11について「『氣』を中心に、見える世界と見えない世界の両方を描いた。離れた時と近くで見た時に見え方が違うのがポイントだ」とPRした。
 2日には那覇市のパレット久茂地でライブペインティングと即売会を開いた。
 (與那覇智早)