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人権作文受賞者が朗読 羽地中で表彰式、標語も


人権作文受賞者が朗読 羽地中で表彰式、標語も 優秀な人権作文を発表し表彰を受ける生徒=12月8日、名護市立羽地中学校体育館
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 【北部】中学生人権作文発表会・人権啓発標語コンテスト表彰式(名護人権擁護委員協議会主催)が12月8日、名護市の羽地中学校体育館で開かれた=写真。作文の県大会受賞者が伝達表彰を受け、5人が朗読した。また標語には羽地中生徒201人が応募し、各学年の入賞者が発表された。
 作文の朗読で県大会優秀賞の知念優夏さん=本部中2年=は家族で南風原町の沖縄陸軍病院南風原壕群を訪れたことを紹介し「戦争はお互いに殺し合う、人権侵害そのものだ。沖縄戦や世界の出来事にもっと関心を持ち、安心、安全、自由が守られる社会のために貢献したい」と発表した。主な受賞者は以下の通り。 (敬称略)
 【人権作文】優秀賞=仲田響(本部中3年)知念優夏(同2年)具志堅塁(羽地中2年)新里まい(名護中3年)古謝華那(金武中2年)▽奨励賞=松田大輝
 【羽地中人権啓発標語】各学年最優秀賞=上原莉依奈(1年)「ちくちく言葉 一生消せない 心の傷」、上原岬子(2年)「いやなこと いやだと言える 関係をつくろう」、大兼久蓮(3年)「みんなが平等に生きられるように 守ろうよ 人権を」 (増田健太)