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沖縄市ヒストリート新収蔵品展 戦後の生活用品紹介


沖縄市ヒストリート新収蔵品展 戦後の生活用品紹介 展示品を紹介する市史編集担当者の廣山洋一さん=12月25日、沖縄市中央のヒストリート
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 【沖縄】沖縄市の戦後文化を中心に、資料や生活用品を展示する沖縄市戦後文化資料展示室「ヒストリート」の新収蔵品展が2月4日まで、同所で開催されている。今回展示されているのは2019年4月から23年9月までに寄贈を受けた資料の一部の354点。入場無料。
 展示されているのは明道自治会から提供を受けた、人の出入りや出生・死亡などを美里村(当時)に報告するために作成された「人口受け入れ送出表」や、コザ騒動直後の写真など歴史を表す資料だ。ほかにも1960年代のマッチラベルなど当時の生活をうかがえる資料もある。
 コロナ禍の臨時休館などもあり、寄贈がない期間もあったが、徐々に寄贈の量も増え、今回の新収蔵品展に至ったという。
 市史編集担当者の廣山洋一さんは「若い人はレトロ感を、長年住んでいる人は懐かしい気持ちを味わえる展示になっている」と述べた。 (福田修平)