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宮古島で福祉用具洗浄/介護ショップ琉心、機械導入


宮古島で福祉用具洗浄/介護ショップ琉心、機械導入 福祉事業者らにマットレスや福祉用具の洗浄・除菌を行う機械について説明する介護ショップ琉心の職員(中央)ら=12月22日、宮古島市平良下里
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 【宮古島】介護ショップ琉心(宮古島市)はこのほど、市平良下里の同社の敷地内に福祉用具やマットレスなどを洗浄、消毒できる機械4台を導入した。これまで市内には外部からのマットレスなどを引き受けて消毒、洗浄する専用の機械を持つ事業所がなかったため、沖縄本島への運搬費などが負担になっていた。今後は業務の効率化とコスト減が見込める。10日から運用を開始した。
 12月22日、琉心は事業者向けに説明会を実施した=写真。車いすなどの福祉用具やマットレスは一定期間使用すると、洗浄や消毒の必要がある。機械の導入により、人力よりも短時間でより高度な洗浄と消毒が可能になった。移送費もかからないため、人件費などのコスト削減が見込め、用具やマットレスを長期的に使用できるようになる。
 今後、介護福祉施設や病院、宿泊施設などの用具やマットレスの受け入れを予定しているとして「多くの関係者に利用してほしい」と利用を呼びかけた。問い合わせは琉心の砂川泰樹さん、電話090(7161)9322。 (友寄開)