「学びで豊かな心に」 沖縄市かりゆしシニア大学、第6期21人が卒業


「学びで豊かな心に」 沖縄市かりゆしシニア大学、第6期21人が卒業 市老連職員、来賓らと記念撮影したかりゆしシニア大学卒業生=3日、沖縄市老人福祉センターかりゆし園ホール
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 【沖縄】「楽しんで学び輝いて暮らす」を学習テーマにした、沖縄市老人クラブ連合会(新里八十秀会長)主催のかりゆしシニア大学の第6期卒業式が3日、沖縄市老人福祉センターかりゆし園ホールで開かれた。

 今期は昨年5月に開校。卒業を迎えた21人は今年1月まで沖縄の風習、市の歴史、考古学、文化財、しまくとぅば、琉歌、長寿と食生活、介護予防など多彩なジャンルの講義を受け、歌碑めぐりも楽しんだ。

 老人クラブの歌で開式。同大学の学長を兼ねる新里会長が「人生100年時代、学びは豊かな心と元気のエネルギーになる」とあいさつ、卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、皆出席者は特別表彰された。

 桑江朝千夫市長、藤山勇一市議会副議長らが「学習の成果を地域で役立ててほしい」と来賓祝辞を述べ、式後は懇親会が開かれた。

 市老連では5月開講の第7期生を3月15日まで募集中。問い合わせは、電話098(938)1250。

 (岸本健通信員)