【伊江】伊江中学校18期生の崎原(旧姓当銘)清子さんの絵画作品展が19日から伊江中学校で開かれている。29日まで。透明水彩画70点余りが廊下に展示されている。展示会初日には知人や同級生が同中学校を訪れ絵画を鑑賞し、崎原さんと旧交を温めた。
崎原さんは、知花竜也絵画教室に在籍して6年目。日本現代美術協会県支部会員、うるま市絵画サークル同好会会員として絵画活動を行っている。日現展や沖展などの作品展で入選を果たしている。昨年2月に脳内出血で倒れたが1年間リハビリの末、社会復帰した。再び絵筆を取り制作活動を始めた。
崎原さんは「私の目標は、立派なおばあちゃんになること。今回絵画展を催すことができて少し目標に近づいた気がしている。皆さんも目標、希望を忘れずに。展示した絵画を通して少しでも、目標や希望、思いやり、平和などを感じていただけたらうれしい」と話した。「本格的に絵を描き始め今年で7年目。病気を発症する前は写実的な絵が多かったが、回復した後は抽象的な絵を描くようになった」と振り返り、「何か好きなことや信念を持ち続けていると何かを成しえることができる。それを伝えたかった」と思いを語った。一般鑑賞は平日の午後4時から5時30分まで。
(知念光江通信員)
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病気乗り越え 崎原さん絵画展 伊江 29日まで 中学校に作品70点展示
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琉球新報朝刊
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