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渡嘉敷 野山かれんに 絶滅危惧のランも


渡嘉敷 野山かれんに 絶滅危惧のランも リュウキュウバライチゴ
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 【渡嘉敷】渡嘉敷島の野山に自生し、春の訪れを告げる野生植物「オキナワチドリ」(沖縄千鳥、ラン科ヒナラン属)や「オキナワシャリンバイ」(沖縄車輪梅、バラ科)、「リュウキュウバライチゴ」(ノイチゴ、バラ科)のかれんな花々が開花し、見頃を迎えた。
 オキナワチドリは絶滅危惧Ⅱ類に指定されている小型の野生ラン。2~4月に開花し「南国の妖精」と呼ばれる。またヤマモモ、ノイチゴの実も熟し始め、春にかけ完熟し住民らが果実狩りを楽しむ。(米田英明通信員)