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羽地中2人を善行表彰 高齢男性の道路横断手助け


羽地中2人を善行表彰 高齢男性の道路横断手助け 表彰状を受け取った具志頭桜匡さん(右から3人目)と岸本海晴さん(同5人目)=1月24日、名護市立羽地中学校
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 【名護】国頭地区退職校長会は1月24日、名護市立羽地中学校で善行生徒の伝達表彰式を開き、2年生の岸本海晴(かいせい)さんと具志頭桜匡(おうき)さんの2人に表彰状と記念品が手渡された=写真。
 2人は昨年6月、市内の田井等交差点で小さな傾斜を登り切れずに困っていた車いすの高齢男性を発見し、道路の横断を手助けした。表彰後、具志頭さんは「思いやりの心を忘れずに地域の人へ行動を広めていきたい」と誓った。一部始終を目撃した同会の親川一久副会長は表彰式で「小さな親切が大きな感動を呼ぶ。2人の行いの輪をぜひ羽地中の生徒から広げてもらいたい」と願った。(武井悠)