【渡嘉敷】渡嘉敷村渡嘉敷の小嶺智治さん(74)宅に生えるデイゴが2月初旬ごろから白い花を咲かせ、島内で話題となっている。デイゴは小嶺さん宅玄関横に立ち、高さ約3メートルで道路からも目に付く。
このデイゴは小嶺さんの弟の好広さん(62)が30年ほど前に石垣島勤務時代に記念として苗を持ち帰り、渡嘉敷の実家の庭に植樹した。5年ほど前から開花したが気に留めていなかったという。
2月28日の琉球新報紙面で「シロバナデイゴ」の花はめったに見ることができない花だと知り、情報を寄せたという。話を聞きつけて花を見に来た伊波清子さん(86)、仲里美紀子さん(32)は「とても珍しい。生まれて初めて白いデイゴの花を見た。いいことありそうだ」と声を弾ませた。
(米田英明通信員)