【宮古島】4月14日開催の第38回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)に向けて、宮古島ライフセービングクラブは2月22~26日、宮古島市内で認定ライフセービング資格講習会を開催した=写真。同クラブの長濱健治副代表理事は「宮古島で不足しているライフセーバーを増やし、インストラクターを育成していくためにも、講習会を継続していきたい」と話した。
前大会のスイム競技で事故が発生したことを受け、今大会のスイム競技のライフセーバーや監視員の人数を前大会比で約10人増の約110人体制で実施する方向で、実行委員会は準備を進めている。
受講者は、資格更新が5人、BLS(CPR、AED)・ウオーターセーフティー講習が2人、ベーシックライフセービング講習が11人、アドバンスライフセービング講習が2人。
26日、宮古島市の与那覇前浜ビーチでの実技では、海にいる要救助者を発見したことを想定し、ビーチまで運んで気道を確保しながら様態を確認するなどの訓練を実施した。
講師を務めた県ライフセービング協会の音野太志代表は「宮古島で講習を開催したことは、(海の安全を守るための)大きな一歩だ。今後も継続して開催し、ライフセーバーの質を向上させることが大切だ」と語った。 (友寄開)
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海守る人材宮古で育成 ライフセービング講習会
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