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首里城復興へ御城まつり サンゴ染めや儀式体験、催し多彩


首里城復興へ御城まつり サンゴ染めや儀式体験、催し多彩 サンゴ染めを体験する家族連れら=16日、首里城公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】「首里城公園春の御城(うぐしく)まつり 首里手作り市」が1617の両日、那覇市の同公園で開催された。奉神門の開門儀式体験「こども御開門(うけーじょう)式」やサンゴ染め体験、小中高生バンドフェスティバル、みつばち教室など多彩な催しが行われ、市民や観光客らは復興が進む首里城を見ながらまつりを楽しんだ。
 御城まつりは首里城復興に向けた取り組みで、NPO法人首里まちづくり研究会や首里城公園友の会らが連携している。
 午前8時25分に始まったこども御開門では、城西、城南、城東の3小学校児童3人が琉球王国時代の衣装を身にまとい、元気よく「ウケージョー」と発声し、奉神門が開門した。こども御開門は17日も同じ時間に行われた。
 17日は「首里の朝市」が初開催され、午前8時から正午まで、首里城近辺の人気飲食店と県立芸大生が参加し、コーヒーやパン、クラフトビールなどのグルメや工芸が一堂に会し、にぎわった。 (吉田健一)