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災害時に庁舎相互使用 県と那覇市が協定


災害時に庁舎相互使用 県と那覇市が協定 災害時における庁舎の相互使用に関する協定を締結した玉城デニー知事(右)と知念覚市長=15日、県庁
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 【那覇】県と那覇市は15日、地震などの自然災害発生時に災害対策本部を設置する本庁舎が機能不全となった場合に、相互に庁舎を使用できるようにするための協定を締結した。行政が持つ司令塔機能を維持することで、災害対策に支障が出ないようにする。協定では相互使用以外にも、台風などの災害時に情報共有を図り、連携して共通の課題解決に取り組むことを確認した。
 相互使用を想定している施設は県本庁舎と南部合同庁舎、那覇市役所本庁舎の3カ所で、災害時に庁舎の使用が困難である場合に、対策本部の設置場所として相互の庁舎を提供する。
 15日に県庁で行われた締結式には玉城デニー知事と知念覚市長が出席した。
 (吉田健一)