沖縄空手道協会上地流の仲程力名誉会長ら4人は4日から10日まで、ドイツでヨーロッパセミナーを開催する。欧州の道場から約300人が参加し、型の指導や上位の昇段審査などを行う。
仲程会長、上地榮副会長、山城道場の山城博邦師範、コザ道場の与那嶺正徳範士九段、コザ道場の新城昌子副館長は1日、沖縄市の琉球新報中部支社を訪れ、欧州セミナーへの意気込みを語った。
上地流は海外に72カ所、国内に3カ所の道場があり、約1万人が鍛錬する。これまで世界各国でセミナーを毎年開催してきたが、コロナ禍で一時中断していた。県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者の仲程名誉会長=写真前列=は「型の正確さなどを伝えるとともに、健康のために空手を楽しんでいる人もいるので長生きにもつなげてほしい」と話した。山城師範は「仲良く交流していきたい。平和が沖縄空手の狙いだ」と語った。 (石井恭子)
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上地流が欧州セミナー きょうからドイツで空手指導
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琉球新報朝刊
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