【恩納】6回目となる「恩納村Save The Coralプロジェクト」の出発式が3月5日のサンゴの日、真栄田漁港で行われた=写真。風が強く時折雨も降る中、250人が参加した。
平安名盛智商工会長、長浜善巳村長のあいさつに続き、サンゴ保全協会の山城正巳代表理事がサンゴ礁保全再生活動等を報告した。出発式で全員での記念撮影を済ませ、さっそくビーチクリーンを行う久良波海岸とグリーンクリーンを行う宇加地地区に向かった。ビーチではボランティアらが回収袋を手にごみ拾いに励んだ。
5年前に名古屋市から村仲泊に移住した大谷直樹さん、直美さん夫妻は「よく散歩している浜辺のごみが気になるので参加した」と述べた。山梨から旅行で訪れたという母子は「恩納村図書館で魚の絵本を見て、子どもが『カメさんがごみを食べたら大変』というので清掃に来た」と参加の動機を話した。
ホテルなど18のグループからビーチクリーンに210人、グリーンクリーンに40人、サンゴ苗植え付けに40人が参加し、海岸で10.2トンのごみを回収し、植樹80本のほか、サンゴ350本を植え付けた。(小山猛三郎通信員)
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サンゴの日 各地でイベント 250人ビーチクリーン 恩納、プロジェクト出発式
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琉球新報朝刊
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