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パイン安定生産へ気勢 東村で植付推進大会


パイン安定生産へ気勢 東村で植付推進大会 安定したパイン生産に向けて気勢を上げる参加者ら=3月6日、東村の村農民研修施設
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東】北部地区パインアップル生産部会(宮城善光会長)は3月6日、パイナップルの安定生産を目指し、パインアップル植付推進大会を東村農民研修施設で開いた。生産者やJAおきなわの関係者ら約50人が出席し、本年度の生産概況や植え付け状況などが報告された。
 JAおきなわによると、北部地区の2023年度のパイン生産量は1560トンだった。昨年8月の台風6号や梅雨以降の少雨の影響などを受け、22年度の1877トンを下回った。北部地区の植え付け状況は60ヘクタールの目標に対し今年2月末時点で21.92ヘクタールで、前年同月の29.07ヘクタールを下回っている。
 宮城会長は「JAの農務部と連携しながら、除草など丁寧な管理を通じて大きなパインを作りたい」と語った。
  (武井悠)