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レゴ・ロボ全国大会で特別賞 南風原 プログラミング教室2チーム


レゴ・ロボ全国大会で特別賞 南風原 プログラミング教室2チーム 「ファースト・レゴ・リーグ」全国大会に出場した2チーム。それぞれ特別賞を受賞した=南風原町津嘉山のサンエーつかざんシティ
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 【南風原】南風原町にあるブロック玩具を使ったプログラミング教室の小4~高1の6人によるチームがこのほど、ブロック玩具のロボット競技「ファースト・レゴ・リーグ(FLL)」全国大会に出場し、特別賞モチベーション賞を受賞した。チーム全員で取り組んだことが評価された。リーダーの新垣翔太郎さん=沖縄工業高1年(取材時、以下同)=は「学年の枠を超えてチーム一丸となり挑戦し、成長することができた。他のチームの取り組みが分かって面白かった」と話した。
 全国大会は2月に東京大学で開かれ、40チームが参加した。プログラミングしたロボットで15課題をクリアする「ロボットゲーム」と、チームの取り組みを解説するプレゼンテーションからなる。
 全国大会では優勝こそできなかったが、大いに刺激を受けたという。糸満市立兼城中2年の町田憲星さんは「他のチームの動きに驚いて勉強になった。次も参加したい」と話した。八重瀬町立白川小4年の喜屋武綾人さんは「緊張したけど、モチベーション賞のトロフィーをもらえてよかった」と話した。
 小学1~3年を対象にした低学年の部でも同じ教室のチームがチャレンジソリューション賞を獲得。南風原町立北丘小2年の田場登也さんは「他のチームは高さ1メートルの大きいモデルがあった。プレゼンでも元気よく質問に答えないといけないと学んだ」と話した。 (岩崎みどり)