絵画や陶芸２５点展示　南城美術館、コレクション展

　【南城】南城美術館は企画展として、コレクション展「共存」を６月１０日まで開催している。大嶺實清さんや照屋勇賢さんをはじめ、近代から現代までの絵画や陶芸、彫刻など２５点を展示している＝写真。２０２１年のプレオープンから２年以上たち、この間に増えたコレクションの一部を披露した。明治から昭和初期に活躍した洋画家・岡田三郎助（１８６９－１９３９年）や、戦後関西を代表する前衛美術集団「具体美術協会」を結成した吉原治良（１９０５－７２年）の作品も並ぶ。
　学芸員の周之傜（しゅう・しよう）さんは「日本の近代美術の中で、あまり注目されていない作家もいるが、すばらしい作品がたくさんある」と来館を呼びかけた。
　開館時間は午前１０時～午後５時。火曜日は休館。企画展は入場料一般６００円、大学生５００円、中高生４００円、小学生以下無料。
　（上江洲仁美）