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20周年記念 ツイスト披露 宮古島 チーム「レディテディ」 無理せず楽しく継続


20周年記念 ツイスト披露 宮古島 チーム「レディテディ」 無理せず楽しく継続 結成20周年を記念して笑顔でツイストダンスを披露する「Lady Teddy」のメンバー=3月30日、宮古島市平良のパイナガマ海空すこやか公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宮古島】ロックンロールの軽快な音に合わせて踊るツイストダンスのチーム「Lady Teddy(レディテディ)」が3月30日、結成20周年を記念して、宮古島市平良のパイナガマ海空すこやか公園でツイストダンスを披露した。結婚や子育て、仕事など一人一人のライフステージが変わりながらも活動を続けてきたという。メンバーらは「緩く長く、そして楽しく。無理することなくやってきた」と継続の秘訣(ひけつ)を語った。
 同チームは2004年に3人で結成して徐々に参加者を増やし、現在は約10人。当初はメンバー全員が独身で、多いときには週1回集まるなど、練習に力を入れてきた。メンバーの就職や結婚、出産など生活の変化もあり、簡単には集まることができなくなった。
 ネイリストやパートなど、各自の仕事や生活を抱えながらも、メンバー同士の交流は絶やさなかったという。踊った動画を仲間とスマートフォンで共有するなど、それぞれが参加できる形でダンスを続けてきた。
 今回、メンバーに複数の宮古島市出身者がいる縁があり、記念ダンスを同市内で踊ることを決めた。本番までにまとまった練習はできなかったが、本番ではそれぞれが息の合った踊りを披露し、充実した表情を見せた。
 リーダーの浜里夏子さん(38)=那覇市=は「街中や公園で踊ることがあるが、メンバーではない人でも気軽に参加し、楽しむことができる」とツイストダンスの魅力を語る。今後の目標については「おばあちゃんになっても、このチームで続け、いずれは子どもや孫とも踊りたい」と今後も自分のペースで楽しむと話した。
  (友寄開)