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入学式、元気いっぱい オキナワ第一日ボ学校


入学式、元気いっぱい オキナワ第一日ボ学校 壇上で笑顔を見せる、元気いっぱいの新入園児=オキナワ移住地第一地域公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 オキナワ第一日ボ学校(井上久美校長)の入園式・入学式がこのほど、ボリビアのオキナワ移住地第一地域公民館で開かれた。今年の新入園児は9人(県系人は3人)、新1年生は8人(県系人は2人)。真新しい紺色の制服に身を包んだ新入生は保護者や上級生の手拍子で迎えられ、緊張した様子で式典に臨んでいた。
 式はボリビアと日本の国歌斉唱から始まり、スペイン語、日本語の両校長や来賓のあいさつの後、担任の先生の紹介が行われた。
 井上久美校長は新入園児の名前を読み上げ「明日から幼稚園に行って、先生と歌を歌ったり、友達と遊んだり、勉強したり、いろんなことを学んでほしい」とあいさつして歓迎した。
 新入生には「大きなかばんを持って登校し、お友達と一緒に勉強します。休み時間はお兄さん、お姉さんと仲良く遊んでください。今年一年間、いろんなことを学んでほしい」と言葉をかけた。
 同校は1987年に設立。午前はスペイン語、午後は日本語で授業が行われ、三線やエイサーの授業もある。
  (安里三奈美通信員)