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バスタ事業で説明会 沖縄市、講師招き講演も


バスタ事業で説明会 沖縄市、講師招き講演も バスタ構想について県外の事例なども踏まえて講演する東京大学の羽藤英二教授=3月11日、沖縄市のラグーンコザ
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 【沖縄】沖縄市は市胡屋・中央地区に予定している「バスターミナル(バスタ)構想」について、東京大学の羽藤英二教授らを招き、バスタ構想に関する講演会や市による検討状況の説明を3月10日、沖縄市のラグーンコザで開催した。羽藤教授は「商店街の中でバスタを造るというのは全国的にも珍しく、可能性を秘めた計画だ」と評価した=写真。
 市はバスタ整備の検討状況について、イメージ図の作成やアンケート調査などの取り組み、北部や南部などへ交通網をつなぐ構想について説明した。事業の開始時期など今後のスケジュールについては、国や県と調整している段階だとして明らかにしなかった。
 羽藤教授は県外のターミナルの事例などを挙げ、何を解決しようとする事業なのかを明確にすることや、ターミナルのコンセプトを定めることの重要性などを説明した。 (福田修平)