【与那原】12月26日から3日間の日程で北海道厚岸郡浜中町を訪問した、与那原町子ども会人材育成派遣交流事業(同町子ども会育成連絡協議会主催)の報告会が3月2日、与那原町コミュニティーセンターで開かれた。派遣された中高生から「雪や鹿、牧場見学、食育体験など、いろんなことが学べてよかった」と感動の声が上がった。
派遣事業は、町子ども会育成連絡協議会の上原英樹会長ら3人が引率。高校生ジュニアリーダーの伊禮帆乃花さんと桑江紀花さん2人が班長を務め、中学生6人を含む9人が派遣された。
報告会には上原会長はじめ照屋勉町長、垣花英正教育長、町社会教育委員会の大城小夜議長、引率の照屋基さん、稲福奈緒美さんらが参加した。
派遣者は次々成果を報告。浜中町役場について過去に津波被害を受けた経験から津波防災ステーションで遠隔操作ができ、災害に強い庁舎を目指していることなどを発表した。
北海道ではアイススケート体験や鳥を呼ぶためのバードコール作りを行った中高生たち。雌牛100頭を飼育する乳牛牧場の訪問では、浜中町の人たちが自然や動物を大切にしていると感じたという。さらに「北海道の寒さにびっくりした」などと報告した。 (知花幸栄通信員)
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中高生ら北海道の感動報告 与那原町子ども会 浜中町で雪、食育体験
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琉球新報朝刊
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