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6市村から留学へ調印式 南城など 次世代の国際感覚養う


6市村から留学へ調印式 南城など 次世代の国際感覚養う 協定書に調印する関係者ら=3月2日、南城市役所
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 【南城】南城市、北中城村、中城村、東村、大宜味村、伊平屋村の6市村で構成する県海外短期留学実行委員会(実行委員長・古謝景春南城市長)と米ワシントン州立大や同州立ワットコム・コミュニティーカレッジの代表による留学協力協定の調印式が3月2日、南城市役所で開かれた。協定締結により、6市村の学生らを対象に両大学などへの留学機会を提供する。
 実行委員長の古謝市長は「協定によって子どもたちは米留学のステージに進みやすくなり、将来を担う人が国際感覚を養うことができる」と締結を喜んだ。ワシントン州立大のアシーフ・チョードリー副学長は「国際的な感覚で世界の問題をみんなで考えていかないといけない。協定が問題解決へのきっかけになる」と意欲を示した。
 ワットコムのキャシー・ヒヤネ・ブラウン学長は「次世代を担うリーダーを養成し、国際関係の架け橋になることを期待する」と話した。 (上江洲仁美)