有料

新開保育園が作品展 南城・佐敷、地域住民も参加


新開保育園が作品展 南城・佐敷、地域住民も参加 園児や住民の作品を紹介する展示会=3月22日、南城市佐敷の新開公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南城】南城市佐敷の新開保育園が3月22、23の両日、新開公民館で園児らの作品展を開催した。デイサービスの利用者や公民館の絵画サークルなど地域住民も参加し、絵画や写真などを掲示した。園児が等身大の自分を描いたカラフルな作品が会場を彩った。
 22日は2~5歳の園児15人が歌やダンスを披露した。新開に住む奥田高夫さん(96)のハーモニカ演奏に合わせて、子どもたちは「かえるの歌」「どんぐりころころ」を元気よく歌った。
 会場には住民と園児が一緒に作った作品も飾られた。園児が大きな木を描き、虫のシールを貼って、地域住民が撮影した野鳥の写真も貼り付けた力作だ。
 美術家で同園保育士の津波博美さんは「子どもたちの成長を感じた。散歩でよく公民館に寄り、利用者と子どもたちが顔見知りになる中で、一緒に作品展ができた」と語った。
 (上江洲仁美)