【沖縄】沖縄市与儀の宿泊施設オキナワグランメールリゾートは3月11日、同施設の従業員向けに一次救命処置の講習会を開いた=写真(提供)。中部徳洲会病院の看護師・曽根史郎さんを講師に、心肺蘇生法や食物アレルギーと「エピペン」の使用方法などを学んだ。講習会には同施設の従業員12人が参加した。
前半は心肺蘇生法について、胸骨圧迫の適切なテンポを音楽を聞きながら学び、どのチームが早く人命救助ができたかなどゲームの要素も取り入れ実習した。後半は食物アレルギーとアナフィラキシーショックの際に使用する「エピペン」の使用方法について、症例を動画で学び、練習用トレーナーを使用した実習も行われた。
同施設は昨年10月、スタッフの適切な救急対応で呼吸が止まっていた宿泊客を救助し、沖縄市から表彰された。今回の講習は、より意識を高めるために昨年12月から定期的に実施している。
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ホテルで救命処置講習 沖縄、グランメールリゾート
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琉球新報朝刊
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