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生産量多い3人を表彰 南風原でストレリチア競作会


生産量多い3人を表彰 南風原でストレリチア競作会 ストレリチア生産者の金城親さん(中央)ら=南風原町役場
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 【南風原】南風原町の特産品で「極楽鳥花」の和名で知られるストレリチアの競作会表彰式がこのほど、町役場で行われた。南風原町はストレリチア生産量が県内一。年明けから年度末ごろが出荷のピークだ。表彰を受けたのは、生産量の多い順に、金城親さん(2万9915本)、城間俊安さん(2万745本)、新垣トモ子さん(9830本)の3人。
 金城さんは「今年700本を植えており、数年後には収穫できるだろう。5~10年後には10万本を目指している」と話した。
 町津嘉山はストレリチアの拠点生産地。15年ほど前から立ち枯れ病がはやり、多くの株が枯れた。現在はJAおきなわの指導により、病気を予防しながら栽培することで収穫量、出荷量が回復傾向だ。 (岩崎みどり)