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タラマバナ収穫最盛期 多良間、茶や染料に


タラマバナ収穫最盛期 多良間、茶や染料に きれいな花を咲かせたタラマバナ(ベニバナ)を収穫する下地初枝さん=3月24日、多良間村仲筋
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 【多良間】多良間村の村花「タラマバナ(ベニバナ)」が黄やオレンジ、紅色の鮮やかな花を咲かせ、収穫の時期を迎えている。丁寧に摘み取られた花は茶や染料の原料になり、収穫は5月ごろまで行われる。
 ベニバナは、たらま花保存会(仲間トシ子会長)が村内各地で栽培しており、10月に種をまき、3月ごろから収穫される。
 村仲筋にある畑では下地初枝さんが収穫にいそしんでいた=写真。下地さんは「たらま花茶の原料として、無農薬で栽培している。とげがあり収穫は大変だけど喜ばれる」と話し、茶の購入者からお礼の手紙が届くこともあると楽しげに語った。 (清村めぐみ通信員)