タコ、カニ 大きくてすごい 豊見城のDMM水族館に「冷水魚エリア」 沖縄


タコ、カニ 大きくてすごい 豊見城のDMM水族館に「冷水魚エリア」 沖縄 新設された「冷水魚エリア」では、世界最大級のタコとされる「ミズダコ」も展示し、来館者を楽しませている=5日、豊見城市豊崎のDMMかりゆし水族館
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【豊見城】豊見城市豊崎のDMMかりゆし水族館は1階の大水槽の横に新たに「冷水魚エリア」を設置し、1日から公開した。寒い海域にすむ生き物たちの姿を、沖縄の子どもたちにも見てもらいたいと企画。世界最大のカニのタカアシガニや、北海の大型軟体動物ミズダコ、深海魚ビクニンなど、15度以下の冷たい海域にすむ冷水魚計7種類を展示している。

 今年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんで展示されている「ウィーディーシードラゴン」に関連し、冷たい海域に生息する生き物をテーマにした展示が企画された。

 同水族館の財津譲司展示部長は「沖縄の海ではほとんど見ることができない生き物。沖縄でも深海であれば冷たい所にすむ生き物もいるので、今後は沖縄の魚も展示できたら」と話した。

 糸満市から来た来館者(30)は「楽しかったね」と娘(1)に笑顔で語りかけ「タコが大きくてすごかった」と声を弾ませた。 (田中芳)