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豊かな自然と感性磨く 辺土名高校


豊かな自然と感性磨く 辺土名高校 緊張した面持ちの新入生ら=4月8日、辺土名高校
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 【大宜味】県立辺土名高校(桃原健次校長)で8日、第82回入学式が催され、新入生38人が仲間入りをした=写真。
 式典で桃原校長は「環境やその保全に高い興味関心を抱き、やんばるの自然の下で育まれた感性を生かすとともに、多様性の価値観でSDGsに取り組み、安心安全な社会の実現に向けて努力する生徒の育成を目指している」と述べ、「実り多い3年間を祈念する」と激励した。
 在校生代表あいさつでは3年生の田島麗奈さんが「就職や進学にはたくさんの努力が必要になるが、それと同じくらい高校生活を楽しく充実させてください」とエールを送った。
 新入生代表あいさつで自然環境科の仲嶺瑛梨さんは「やんばるの豊かな自然の中で、授業を通してその魅力やここにしか生息しないさまざまな動植物について学べると思うと、とてもわくわくします」と期待を述べた。
 (安里郁江通信員)