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同期生54人故郷で古希祝い 伊是名中20期 島のもてなしに感激


同期生54人故郷で古希祝い 伊是名中20期 島のもてなしに感激 故郷で古希祝いを行い記念写真に納まる伊是名中20期同期生 =3月23日、伊是名村産業支援センター大ホール
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【伊是名】伊是名中20期同期生古希生年祝いの式典が3月23日、伊是名村産業支援センター大ホールで華やかに開催された。同期生54人が故郷の伊是名島に集い、懐かしい面々と語らいながら楽しんだ。式典には来賓を入れて62人が参加した。島の食材のごちそうと島の銘酒を囲み、晴れやかな笑顔があふれる会になった。
 各字出身者で実行委員会を結成して準備を行い、会場装飾も手作りし、当日の司会、幕開けのウカリー、余興なども同期生で行った。伊是名村も会場や車両の提供、会の裏方で協力した。
 校歌と「ふるさと」を全員で斉唱し、みんな中学生に返った。
 参加できなかった同期生も含めた82人で伊是名小学校、中学校、老人ホームチヂン園に寄付した。
 島在住で島の実行委員を務めた仲田吉光さんは「お祝いの機会に島で集うことで活気が出る。島開催の祝いが、たくさん後に続いてほしい」と話した。
 那覇の実行委員を務めた西島美佐枝さんは「船が港に着くと島の同期生が横断幕で迎えてくれて胸がジーンとした。那覇ではなかなか食べられない、島ならではの料理が並び、種類の多さや懐かしい味に感動している。島ぐるみのおもてなしにも大感動している」と話した。参加者はふるさと伊是名島のおもてなしであるイヒャージューテーを存分に体感した。
 (比嘉陽子通信員)