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ICTで地域活性化を 本部町と沖縄セルラーが協定


ICTで地域活性化を 本部町と沖縄セルラーが協定 包括協定を締結した本部町の平良武康町長(左)と沖縄セルラー電話の宮倉康彰副社長=3月25日、本部町役場
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【本部】本部町と沖縄セルラー電話(菅隆志社長)は3月25日、ICT(情報通信技術)などを活用した地域活性化を目的に包括連携協定を締結した。同日、本部町役場で締結式が開かれ、平良武康本部町長と沖縄セルラーの宮倉康彰副社長が出席した。同社と自治体の連携協定は17件目。
今回の協定では「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」を柱とし、衛星通信「Starlink(スターリンク)」を活用した災害対策や高齢者向けのスマホ教室、小学生向けのプログラミング教室のほか、シークヮーサーなど特産品のブランド力向上を目指す。詳細は今後、町と沖縄セルラーが協議する。
締結式で平良町長は「沖縄セルラーの持つデジタルノウハウを活用して、まちづくりにまい進していきたい」とあいさつした。宮倉副社長は「これまで蓄積されたものを活用してお役に立ちたい」と話した。 (金城大樹)