【今帰仁】今帰仁小学校(小波津京子校長)の4~6年生はこのほど、日本舞踊家で所作や作法などを指導する花柳琴臣さんを招き「和の心を伝える」キャリア教育を同校体育館で実施した。
「礼」や「所作」に込められた日本人が大切にしてきた心を学ぶことで、同村が掲げる「共通実践4項目」のうち「チャイム黙想」「さんSUN運動」の2項目についても理解を深め、実践への価値付けをしようと行われた。
花柳さんは「日々のあいさつでも、目上の方や友達同士でも必要なコミュニケーションツールである『お辞儀』を磨いていくこと。作法も難しく考えがちだが、環境に合わせたルール作りと考えているので、学校や職場であればスリッパや靴などを『そろえる』のも一つの作法だと思う」とアドバイスを送った。
小波津校長は「子どもたちが、靴の置き方を意識し、隣の相手のことも考え、丁寧にきれいにそろえて置くようになった」と目を細めた。(新城孝博通信員)
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今帰仁小児童、和の作法学ぶ 日舞・花柳さん指導、キャリア教育
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琉球新報朝刊
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