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伊江島で野菜収穫体験 島添の丘の子ら40人、交流も


伊江島で野菜収穫体験 島添の丘の子ら40人、交流も 島田勝雄さんの畑「島添の丘 いーじま農園」で収穫作業をする島添の丘の子どもたちと職員=3月16日、伊江村西江前
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 【伊江】南城市大里にある島添の丘(新垣和彦施設長)の子どもたちと職員、約40人は3月16日、伊江村西江前在住の島田勝雄さん(68)の畑「島添の丘 いーじま農園」でジャガイモ、タマネギ、ニンジンの収穫作業をした=写真。今回収穫した野菜は昨年11月に植え付けた。子どもたちは、軍手を着けて収穫作業に取りかかった。
 島田さんは「9年目となると作業の手順もよく収穫作業もスムーズにできた。今年はタマネギがびっくりするくらい大きく育っていた。100キロ以上は取れたと思う」と話した。
 昼食は近くのミースィ公園で、島田さんの家族や照太寺住職の浦崎道涯さんと妻の酉香(ゆうか)さんが作ったカレーやデザートが振る舞われた。昼食後は、伊江村社協職員の山城悠吾さんと名嘉元寛さんの進行の下、全員でフラフープ送りやしっぽ取りゲームを楽しんだ。
 島添の丘の奥間譲養護課長は「伊江島での植え付け、収穫体験は、子どもたちが楽しみにしている行事の一つ。ニンジンなど苦手な野菜でも、自分たちで植え付け収穫した野菜は喜んで食べている」と農業体験の成果を述べ、関係者に感謝した。
 この植え付け収穫体験は2016年から続いている。 (知念光江通信員)