【石垣】デジタル化したまちづくりを指す「スマートシティー」の実現に向け、石垣市は15日、電動バイクを製造・販売するaidea(アイディア=東京都、池田元英社長=写真右)と連携協定を締結した。市は将来的に小型EVモビリティを導入し、道路に電磁誘導線を引いて、住民やクルーズ船バースに寄港した観光客らの移動手段確保を目指す。
具体的な導入時期や車両台数は決まっておらず、今後、実用化に向け実証実験を実施する予定。
締結式で中山義隆市長と池田社長が協定書にサインした。中山市長は「新たな移動手段の確保は市民サービスの向上、地域の発展につながる」と期待した。池田社長は「気軽に移動できる便利な世の中になるよう役に立ちたい」と述べた。 (照屋大哲)
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「新たな移動手段を」 石垣市がEV事業者と協定
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琉球新報朝刊