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甘い白トウモロコシ 餌に 中城・松島農園 こどもの国に150キロ贈る


甘い白トウモロコシ 餌に 中城・松島農園 こどもの国に150キロ贈る 動物の餌としてトウモロコシ150キロを贈った松島良也代表(左から2人目)と神里興弘園長(同3人目)ら=6日、沖縄こどもの国
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 【沖縄】「甘いよ、たっぷり食べて」。中城村の松島農園(松島良也代表取締役)が6日、沖縄こどもの国(神里興弘園長)に動物たちへの餌としてトウモロコシ150キロを贈った。
 トウモロコシは珍しい白い品種で、糖度が18~20度もある。3年前から本格的に関東圏の有名デパートに「日本一早いトウモロコシ」として出荷している。
 今回、贈ったのは出荷規格に外れたもの。沖縄市出身の松島代表は「遠足などで何度も楽しんだこどもの国。それを思い出したのがきっかけ」という。
 同園では主にゾウやサルの餌として活用する。トウモロコシの試食で甘さにびっくりした神里園長は「最近、飼料高騰が続き頭が痛い。本当に助かります」と感謝した。
 松島代表は「SDGsにも関わりたい。本格的にニンジン栽培にも着手するのでいろんな農産物の出荷規格外を餌として提供していきたい」と話した。
 (岸本健通信員)