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慶良間の地形・歴史学ぶ 海上から視察、シンポも


慶良間の地形・歴史学ぶ 海上から視察、シンポも 海上から慶良間諸島を見て地形や歴史を学ぶ参加者ら=3月23日
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 【阿嘉島=座間味】慶良間諸島国立公園10周年記念ミニ企画展「琉球と倭寇(わこう)のもの語り~海を越える人々~」が2月17日から3月23日にかけて、環境省沖縄奄美自然環境事務所と県立博物館・美術館の共催によって座間味村阿嘉島のさんごゆんたく館で開催された。
 3月22日には講師に県立博物館・美術館主任学芸員の山本正昭さんを迎えて、学芸員講座「14世紀~16世紀にかけての東アジア海域を往来する人々」が開催された。
 23日は船を使って慶良間諸島の地層などを見ながら解説をするツアーがあり、参加者たちは地元の地形や歴史などの解説を興味津々に聞いていた。
 山本さん、同館の博物館班班長の宇佐美賢さん、渡嘉敷村観光協会の小林茂雄さん、座間味村観光協会の谷口洋基さん、上席国立公園管理官の服部恭也さんの5人によるシンポジウム「慶良間諸島の魅力を再発見する」も開かれた。
 (大坪弘和通信員)